【イタリア観光】ルネッサンス芸術好きは必訪！一泊二日で行くマントヴァ・サッビオネータ観光【UNESCO世界遺産】

先日世界遺産にも登録されてるマントヴァとサッビオネータという街に行ってきました

14～16世紀のルネサンス期の建造物が建ち並ぶ市街地！ミラノから直通電車で片道2時間の距離で、街の規模も小さめだから、一泊二日の観光旅行にピッタリだよ

それほど混まない路線だから、基本的には予約不要！予約しても座席指定出来ないし。駅に着いたらチケットを買って、乗り場の脇にある打刻機にチケットを通そう。チケットを買っても打刻していないと不正乗車とみなされるよ！

マントヴァから路線バスが出てるよ。17番バス（日祝は17S番バス）で、各駅停車しながら1時間強でサッビオネータに着きます。後述するテ宮殿の近くのバス乗り場から発車してる。チケットはタバコ屋で買えるよ。月～土曜は1日6本、日祝は1日4本しか運行していないから、予め往復の運行時間のチェックは必須。それと、サッビオネータの最寄り駅には看板などが無くて降りそびれる危険がある。乗車時にバスの運転手さんに「サッビオネータに行きたいです！」って伝えておくと、到着したら声かけてくれるよ

ちなみに道路の舗装が粗いから、バスはめっちゃ揺れます。乗り物酔いしやすい人は要対策。しかもサッビオネータには街中に薬局が一件しかない＆昼休み3時間閉まってる＆土曜午後・日祝閉まってる、と薬入手がめちゃくちゃ困難なので、酔い止め等々はマントヴァ出発前に準備しておこう

15～16世紀にマントヴァを統治していたゴンザーガ家が古代ローマの別荘をイメージして建てた宮殿。ギリシャ・ローマ神話をテーマにした絵画が描かれている巨人の間は圧巻なので絶対に見て欲しい！

マントヴァの守護神・聖アンドレアを祭る聖堂。細かくもバランスよく作りこまれた装飾に見ごたえがあるよ。あと天井の絵がめちゃかわなので是非見て欲しい

ヨーロッパで6番目に広い宮殿。本当にデカいので全部見るにはかなりの時間がかかる。私は時間が足りなかったのでパスしました…「結婚の間」の天井画がだまし絵風で有名

小規模だけどゴージャスな内装の劇場。18世紀に建てられて、モーツアルトも演奏しているよ。今でもコンサートやイベントに使われているけど、何も催しが無いときは€3（約400円）で入場可能。私はオペラ女優や貴族になった気分で写真を撮りまくりました

ジュゼッペ・ヴェルディ作曲の有名なオペラ「リゴレット」の主人公・道化師リゴレットの家。中庭にはリゴレット像が建ってる。私はリゴレットとカップルショット撮るためだけに訪問しました

マントヴァのビビエナ劇場は豪華だったけど、こっちはシンプルで厳粛な感じのする劇場。16世紀末に作られて、今でもたまにクラシック音楽のコンサートに利用されているみたい。客席の後ろのこの装飾の存在感すごかった

マントヴァもサッビオネータも見どころがコンパクトにまとまってるから予め見る順番を決めていればいけます！初日はマントヴァに朝10時ごろ到着して、まずテ宮殿に向かおう。テ宮殿はマントヴァの観光スポットの中で唯一街の外れに位置しているので、先に見ておくのがおススメ。3時間ほどゆっくり観光してから、14時40分のサッビオネータ行きのバスに乗る

サッビオネータは本当に小さい町なので、2時間もあれば十分回れる。帰りは17時54分のバスに乗れば、19時前にはマントヴァに戻れるよ！

うん！中心地の観光スポットの近くにホテルをとっておけば便利だね。といってもマントヴァも小さいから多少外れに宿泊してても歩いて移動できちゃうけど。ホテルに荷物を置いたらディナーに出かけましょう。私はオステリア・デラ・フラゴレッタというレストランがとても好きだった！

ゆっくり市内を観光してください。ドゥカーレ宮殿～リゴレットの家～サンタンドレア大聖堂～ビビエナ劇場という移動が一番無駄が無いと思う。私が挙げた観光スポット以外にも、1780年にオーストリアの皇后マリアテレジアが設立した歴史的な図書館・テレジアーナ図書館（Biblioteca Teresiana）や天井のフレスコ画が綺麗なサン・ピエトロ大聖堂（Cattedrale di San Pietro）など他にもたくさんの見どころがあるよ！

観光客には嬉しいお得な観光パス「マントヴァ・サッビオネタカード」も、観光予定の人は要チェック！

マントヴァ市内の交通機関＋マントヴァーサッビオネタ間のバス（17番・17S番）は乗り放題！そしてテ宮殿やドゥカーレ宮殿、サッビオネータの各美術館の入場料が割引になります。こちらに詳細が載ってるのでチェックしてみてね！