イタリアの迷信&由来まとめ!不幸になる・結婚できなくなると言われる行動は?

イタリア生活

日本の「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」のような迷信、イタリアではどういったものが言い伝えられているの?由来も合わせて一挙公開!他人に不幸の擦り付けが出来る場合も…。

まき
まき

贈り物のタブーに関する記事でいくつかイタリアの言い伝えを紹介したけど、他にも日本にはない迷信ってある?

アンナ
アンナ

色々あります!由来とともに簡単に紹介していくね

ベッドに帽子を置くと不幸が訪れる

ベッドの上に帽子を置くと、ベッドの持ち主に不吉なことが起きるといわれてる

帽子が不幸を呼ぶの?

その昔、医者や司祭が重病人を診察・訪問して臨終に立ち会った際に、慌てて帽子を枕元に置いて対応したことに由来するみたい。ベッドの上に置いて行かれた帽子を見た遺族が気を落としてしまうことから不吉を呼び寄せるといわれてる

梯子の下を通るのは不吉

壁などに立てかけられてる梯子の下を通るのも不吉だといわれてる

そもそも梯子の下をわざわざ通る人いなくない?落ちてきたら怖いし

私も危ないからそう言われてると思ってたけど、調べてみたら宗教由来の迷信だった。壁に立てかけられた梯子によって出来る壁・梯子・床の三角のスペースが、キリスト教の三位一体を表しているから、その間を通るのは神への冒涜だ!ということみたい

大晦日にレンズ豆を食べないと不幸に

大晦日にレンズ豆を食べないと新年に不幸が訪れるといわれてる。だからイタリア各地の大晦日メニューには、色々な調理法でレンズ豆が登場するよ

食べたら幸せになるんじゃなくて、食べなきゃ不幸になるのか。厳しい…

ローマ帝国時代に、硬貨に形が似ているレンズ豆をたくさん詰めたバッグを大晦日にプレゼントしあう習慣があったことが由来です

乾杯の時に目をあわせないと不幸に

これは私の周りでも言う人が多い!グラスを合わせて乾杯するときは、相手の目をみないと不幸が訪れると言われているよ

二人ならまだいいけど、大勢で乾杯するときはどうするの?

全員の目を順々に見ながらグラスを合わせます。中世に、自分のグラスに毒を入れられないよう見張るために相手から目線を外さなかったというのが由来

コミュニケーションを取りつつ自分の身を守るライフハック

足を箒で掃かれた独身女性は結婚できない

箒掛けでうっかり独身女性の足を掃いてしまうと、掃かれた女性は結婚できなくなると言われてる。その昔、掃除をしているときに自分の足を掃いてしまう女性は家事が下手で、結婚相手としてふさわしくないと考えられていたのが由来

自分で掃いちゃうのはまだしも、人に掃かれたら災難だね。掃いた側も気まずい

屋内で傘を開くと不幸に

屋内で傘を開くと不幸が訪れるといわれている。欧米諸国で同じ迷信があるようだね

由来も一緒なのかな?

イタリアでは二通りの説があって、一つは古代ローマ時代に太陽が神だと崇められていたから、室内で傘を開く=神に礼を欠いている!という考えによるもの。二つ目はもうすこし現代的な由来で、室内で傘を開く=雨漏り対策が必要、という考えから、金銭的な不幸が訪れると考えられているみたい

テーブルに塩をこぼすと不幸が訪れる

かつて塩はとても貴重なものだったから、塩をこぼす=大切なものを落とすという風に考えられるようになったみたい。不幸を避けるには、こぼれた塩を3つまみ、左肩ごしに後ろに投げ捨てると良いといわれてる

日本でいうお祓いみたいな感じかな?

お祓いというより、不幸の横流しという感じ。投げ捨てた塩を掃除する人に不幸をなすりつけるらしい

怖い!でも「刃物を贈る時はコインを貰う」もそうだけど、打消しのルールが用意されてるのはいいね

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