イタリア・ルネサンス文化の3大巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ。イタリア・ルネサンスの美術が頂点を極めた、盛期ルネサンス期を代表する偉大な芸術家たちの隠れた性癖を作品とともに解説!
まき
ルネサンスの三大巨匠といえば?
アンナ
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ。全員イタリア人だね!
今回は偉大な芸術家たちの性癖に迫ります
面食いダ・ヴィンチ
ダヴィンチの好みは中性的な美青年。「洗礼者ヨハネ」はお気に入りの弟子をモデルに描かれたといわれてる
ダヴィンチの絵ってこういう感じの性別不明のモデル多いよね。モナリザも女性的とは言えないし
ダヴィンチはこの弟子に“サライ”ってあだ名つけてるんだけど…
昔のイタリア語で“小悪魔”を意味するSalaino(サライーノ)に由来するみたいだね!そんなあだ名、ただの弟子にはつけないよね
サライとは30年ほど同居して、ダヴィンチは日記にサライのいたずらや失敗を克明に記録。死ぬときにはモナリザを譲ろうとまでした
ベタ惚れじゃん!でもお気に入りの弟子として有名になってるってことは、表向きには二人は恋愛関係にはなかったんだよね?
明確にそうと言える資料は残ってない。女性関係の記録もないわけではないし、同性愛者というよりは美しければ性別は関係なし!って人だったんだろうね
筋肉フェチのミケランジェロ
ミケランジェロはとにかくマッチョ好き。筋骨隆々な裸の男性の彫刻や絵画をたくさん残した
筋肉フェチだったんだ
女性の絵もがっしりしてて、男に見えることも。これは聖書の「アダムとエヴァの追放」を描いてるんだけど…
全体にたくましいね。胸もおっぱいというか胸筋に見える
バチカンにあるミケランジェロの壁画「最後の審判」ではマッチョ約400人が大集合。しかも、完成当時は全裸が何十人もいた
今みた限り、隠れ方は不自然でも目立ったところにモロ出しの人はいないみたいだけど…
絵を依頼した教会が「さすがに裸多すぎて破廉恥、服を着せて」とクレームを入れたんだよね。でもミケランジェロは断固拒否。死後、腰布や葉っぱが別の画家によって描きたされた
女好きが災い?ラファエロ
上の二人とは違って、ラファエロは女性をかわいらしく描くのが得意だった
子どももかわいいね。「聖母子の画家」とも呼ばれるだけある!
自分の興味あるものは魅力的に描けるってことなんだろうね
つまり女好きだった…?
若くして才能が開花したうえにイケメンときてるから、爆モテだったはず。ラファエロは享年37歳なんだけど、死因は性病という噂もあるね
絵のタッチに似合わず性に奔放なタイプだったんだね
とはいえ身分違いで結婚できなかったパン屋の本命彼女の肖像画を描いて、その腕輪に「ウルビーノ(出身地名)のラファエル」とサインを入れちゃったりしてる
現実では結ばれないから、自分の絵での中で独占欲を満たしたのかな…ちょっと切ないね
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